業績に直結!起業したら独自ドメインを取るべし!

これで納得。独自ドメインを持つべき理由

独立起業したらまずホームぺージを持つべきですよというお話は以前にしました。会社(あるいは個人事業)としての第一印象がホームページになりますので、取引にしろ、雇用にしろ、あらゆる局面で見られます。

この時にゆめゆめホームページから受注しようなんて思ってはダメですよ。それを期待しても年1件あるかどうかでしょう。というのも、あなたが作ったホームページにたどり着くまでには、ユーザは検索や他サイトからのリンクをたどるわけですが、それは途方もない道のりだからです。その途方もない道のりは、1年やそこらでたどり着きません。なので最初からホームページから受注なんて言う夢物語は捨てて、実際に関係を持つ人にだけ会社の内容を知らせる目的にしておけばよいのです。

さて、ホームページの作り方は上記の記事でご案内しました。無料のサービスでもそこそこのものは作れますし、もしITが得意であれば、Wordpressで自由自在にかっこいいWebサイトを作れるでしょう。ちなみにこのサイトもWordpressで作っています。

さて、独自ドメインの話に戻します。そもそも独自ドメインとは何でしょうか?

例えばこのサイトは、”wecowork.org”というURLですね。これがまさに独自ドメインです。世界で唯一のURLです。つまり、ブラウザのアドレス欄に”wecowork.org”と打ち込めば、必ずこのサイトが表示されます。

これが、例えば前にご紹介したJimdoというサービスを使って無料でサイトを作る場合は “○○○.jimdofree.com “となります。この○○〇の部分を自分で選べるのですが、後ろの”.jimdofree.com”は強制的についてきます。この状態は、「○○○はjimdofree.comのサブドメイン」です。つまりメインとなるドメインは”jimdofree.com”なんですね。ここをコントロールできないわけです。世界で唯一のURLであることには変わりませんが、ちょっと物足りませんよね。

それにあなたがホームページを作って取引先や知人に知らせるときにはこのURLを使うわけですが、見る人が見ればすぐに「あぁ、jimdoのフリープランでとりあえずホームページ作ったんだね」と伝わってしまいます。それが悪い影響になるかどうかはわかりませんが、少なくともプラスにはならないでしょう。

では独自ドメインには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?まとめてみました。

独自ドメインのメリット

  • SEO対策が有利
    • 上の例ですと「jimdofree.com」を使っている他人のサブドメインがGoogleやYahoo!から何らかの違反をしてペナルティを受けることがあります。その場合、あなたもペナルティの対象となることがあり、その結果、検索で表示されない、あるいは不利になる可能性があります。
    • Google(検索エンジン)では、上位1ページ内に表示するコンテンツの制限に、「同じドメイン内のページを二つ以上表示させない」といった制限があります(必ずではありませんが)。例えばあなたが税理士であり、他の税理士も「jimdofree.com」を使っている場合、グーグルで「税理士 地域」などと検索された場合、上位1ページに表示される確率が減ってしまいます。

独自ドメインのデメリット

  • 金銭的なコストがかかる
    • これは当たり前ですが、独自ドメインは有料です。とはいえ、後でご紹介しますが、年間数百円しかかからないドメインばかりです。”.jp”, “.com”, “.org”, “.co.jp”, “.biz”など、後ろにつくタイプによって値段の幅がありますが、最近では”.tokyo”を初めとした地域のドメインもあったりと、相当数の種類があります。安いものだと100円しないものもありますのでご安心ください。
  • 最初に学習コストがかかる
    • なれてしまうと何でもないのですが、最初はやはりドメインという仕組みを理解して、正しく設定するための知識が必要です。ただしこれも、様々なサイトで紹介されていますから、初心者の方でも半日もあれば十分に会得できます。

さて、どうでしょうか。独自ドメインのメリットを理解できましたか?

では次に、実際に独自ドメインを取る方法を見てみましょう。

初心者でも簡単!独自ドメインを取るステップ

ドメインは簡単にとることが出来ますが、その前に一つ必ず必要なものがあります。それはクレジットカードです。ネットで申し込むもの全般に言えることですが、基本的にクレジットカード決済がほとんどなので、最初に作ることをお勧めします。いろいろなカードがありますが、圧倒的に楽天カードが圧倒的おすすめです。まだカードを持っていない方はこれを機に作ってしまいましょう。

クレジットカードを用意したら早速ドメインの申し込みです。有名なものは以下の二つがあります。

ムームードメイン お名前.com

いずれも東証一部の上場しているGMOインターネットのグループ企業が提供していますので、安心ですね。

ここではとりあえずお名前.com を使った方法を見てみましょう。

まず下記のボタンをクリックしてサイトに行ってください。(新規タブで開きます)

お名前.com でドメインを取得

まず開いた画面で希望のドメインを入れてみましょう。例えばあなたがコンサルタントであれば、”consulting.com”とかですね。

さすがにこのドメインは取れないようです。

ここであきらめるわけにはいきません。上の図の右上、「ドメインを指定する」をクリックしてください。すると下のように、チェックボックスが多数並んでいると思います。

この状態で、下の画面のように「ドメイン名を指定して検索する」のところに”consulting”だけでなく、例えば”consulting-japan”などの他の候補も入れ、さらにドメイン、例えば”.tokyo.jp”など気に入ったものをチェックして探してみましょう。

するとどうでしょう。取得できそうなドメインが絞られてきました。

わたしの場合は”consulting-japan.me”が今なら350円(年額)で取得できるようです。

早速これを取得します。(実際には取得しませんので、もしこのドメインを取りたい方はお早めに)

とりたいドメインをチェックして、右の「お申込みへ進む」をクリックします。この時に、これから取るドメインでメールアドレスも使う場合なんかは、下のスタンダードなレンタルサーバーをチェックしておいてもよいでしょう。

これを読んでいる方は、初めてお名前.comを利用されていると思いますので、新しく登録を進めます。

  • 初めてご利用の方をチェック
  • メールアドレスとパスワードを入れて次へ
登録情報を入れる画面

次に出てくる画面で氏名や住所などを入れてアカウントを発行していきます。

もうここまで来れば画面通りに進むだけですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と簡単にできたのではないでしょうか。

ドメインは思いのほか安いので、複数とっておいても損はないですね。会社名が固有名詞の場合、そのパクリサイトが作られても困りますので、使わないにしても余分にとっておくのはいい方法だと思います。

独自ドメインを取ったら、レンタルサーバーと紐づけたり、メールアドレスを作っていったりと、付随する作業も出てきます。

また別の記事でこの当りもご紹介したいと思います。

まずは独自ドメイン取得お疲れさまでした。そしておめでとうございます!

ライター情報

LIVERTY
技術情報、起業、スタートアップ界隈の情報を中心に、皆様のお役に立てるよう日々知識をアップデートしています。

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