2019年4月1日から働き方改革が法的に施行されることもあり、大手もベンチャーも、従業員がコワーキングスペースなどでリモートワークをすることを許容する動きが顕著になってきていますね。
例をあげると、ソフトバンクは既にWeWorkへ入居し、自社に出金させて勤怠管理をすることよりも効果的な方法論を模索しています。
WeWorkに関しては、既に国内で東京、横浜、名古屋、福岡に合わせて10拠点以上出店しており、まさに飛ぶ鳥落とす勢いです。他にも、働き方改革の動きを受けて、法人契約に特化したコワーキングスペースも出てきています。
そうなってくると、フリーランス、スタートアップから大企業まで、あらゆる人がコワーキングスペースを利用する可能性が出てくるわけですね。
そこで今回は、自分に合ったコワーキングスペースの探し方のポイントをお伝えしたいと思います。
Point 1 : 通いやすい場所であること
場合によっては毎日使うこともあるでしょうし、一般的には週2、3回は使うと思います。ですから通うこと自体が億劫になるようでは困りますね。そもそもリモートワークという観点を考慮しても、通いやすさは重要です。自宅から30分程度で通えるのが良いでしょう。特にフリーランスの方やスタートアップの方は、仕事の本拠地としてコワーキングスペースを使うと思いますので、自宅から近いというのは重要です。
また、企業勤めの方のリモートワーク拠点としてコワーキングスペースを使う場合には、自宅と会社の間にあるのがいいでしょう。なんといっても通勤定期券内で行けるというのが魅力です。交通費がかかるとなると、どうしてもコワーキングスペースへ行くモチベーションがでないことがあります。ですから定期券内で通えるのは重要ですね。
Point 2 : 楽しく使えること
コワーキングスペースにはそれぞれ特色があります。静かに集中して作業が出来るところ、オープンでワイワイ仕事をしているところ、イベントが盛りだくさんのところ、などなど。
自分に合った環境で仕事ができることが何よりも重要ですから、使って楽しいコワーキングスペースであることが重要です。
リモートワーカーにとっては静かな環境の方が集中できるでしょうし、フリーランスのエンジニアの方にとっては、もくもく会などのテック系イベントが多いところがよいでしょう。
また、士業の方にとっては、守秘義務の仕事も多いので個室が必須であったりしますね。
Point 3 : 必要な設備・サービスがあること
コワーキングスペースの利用目的はそれぞれ異なります。そのため、必要な設備もそれぞれですね。プリンターはどこでもたいていありますが、A3が出せなかったり、出力が遅い家庭用レーザープリンタしかないコワーキングスペースもあります。
その辺りは実際に確認した方がいいですね。プリンタ自体不要な職種の場合は、最低限でいいでしょう。逆に税理士など、紙ベースの作業が多い業態の場合には、プリンタは必須ですね。
士業に関しては、クライアントを招くのであれば受付サービスのあるところがよいかもしれません。もっともそれはクライアントがそれを欲しているかどうかよりも、士業側がなんとなく外形的な体裁として欲しているケースが多いように見受けられます。
あとは椅子も要チェックです。アーロンチェアのあるコワーキングスペースもありますし、IKEAの廉価な椅子のコワーキングスペースもあります。長時間座って作業をするのであれば、出来れば椅子にはこだわりたいものです。
また最近では、キッズスペースのあるコワーキングスペースもあります。あるいは託児所と提携しているとかですね。子育て世代にとっては非常にうれしいコワーキングスペースですので、ぜひこうした視点も取り入れてみてください。なお、当サイトではキッズスペースの有無でも検索できます。
Point 4 : 料金が適切であること
一言でコワーキングスペースといっても料金はまちまちです。場所や提供サービスによってもちろん変わるのは分かりますね。
エンジニア系のフリーランスであれば、受付も固定席もいらない。荷物のロッカーすらいらず、単に心地よい椅子と机があればOKであったりしますから、比較的安いコワーキングスペースを選びやすいでしょう。
コワーキングスペースによっては、利用形態によって料金が異なる場合もあります。24時間利用とか、土日祝日の利用可否、あるいは昼間のみ、夜間のみといった具合に利用時間を限定して料金を変えているところもあります。
まとめ
ここ2,3年で非常に増えているコワーキングスペースですが、それぞれに特色があります。当サイトではその特色に合わせて検索もできるので、ぜひご活用ください。
では。
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