まさに旅行業界が震撼するニュースです。
この「Google Travel」は、フライト、ホテルなどを統合し、利用者はこのサイトだけで旅行のプラニングからチケット手配が完結してしまいます。
Googleはこれまでにすでに、「Google Trips」や「Googleホテル検索」などで旅行系サービスを展開していましたが、これが「Google Travel」に集約されるのです。
旅行分野に限った話ではないですが、情報を集約、インデックス化し、ユーザーに検索させるというWebサービスは必ずGoogleがライバルになってきます。
例えばグルメサイトを考えてみましょう。
ぐるなびというサービスは皆さんよくご存じだと思います。しかしこのぐるなびは一時はそのビジネスモデルの優位性をもてはやされましたが、最近では業績低迷に悩まされています。
その理由は皆さんが例えば居酒屋やカフェを検索するときをイメージすればよくわかると思います。
例えば外出中に、それらの店を探す場合、スマホで検索しますね。その時に回答をくれるのはiPhoneでもAndroidでもGoogleではないでしょうか。
そのGoogleの回答先がぐるなびなどのグルメサイトであることはありますが、予約をしようと思えば電話番号だけで出来てしまうはずです。
ぐるなびにお金を払っているのは掲載している店舗の方です。集客に有用だと思えばぐるなびに多くのお金を払いますし、効果がないと思えば最低限のプラン料金しか払わないでしょう。
その結果が昨今のぐるなびの業績として跳ね返っているのです。
Web系ビジネスは常にGoogleがライバル
Web系のスタートアップは常に自社のWebサービスがGoogleに代替されないか考えるべきです。
今現在は大丈夫だったとしても、圧倒的な情報量を持つGoogleからすれば、採算さえ合えば一瞬にしてWebサービス化できるのです。
逆に考えると、Googleに代替されない理由のあるWebサービスを考えることが、新規Webサービス開発のスタートになるかもしれませんね。
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