「働き方改革」の成否はコワーキングスペースにあり!

政府が本腰を入れて進める「働き方改革

政府は目下、「働き方改革」において、「兼業・副業」や「雇用契約にとらわれない働き方」など、柔軟な働き方の促進を目指しています。

昨年(2016年)12月の日本経済新聞のよると、厚生労働省が作成するモデル就業規則において、副業を原則NGから原則OKに変えるとのことです。就業規則のひな形を変えたところで、直ちに各企業に影響が出るわけではありませんが、大きな方向転換と言えるでしょう。

ちなみにこのモデル就業規則をひな形として、社名を変える程度でそのまま使っていたら要注意ですね。退職金や副業など、いろいろなことが書かれていますので、国家推奨の超最先端企業の就業規則になってしまいます。必要なところをしっかり取捨選択することが大事です。

さて、いずれにしても、終身雇用を前提とした昭和的な就労モデルは2000年に入ったころから大きく覆っており、さらにこの傾向に拍車をかけることになりそうです。

副業をするとなると、いったいどんなメリットがあるのでしょう。
もちろん収入が増えるというのがありますね。また、所属する企業に依存しないパラレル・キャリアを形成できる、人脈が広がる、スキル・ノウハウを磨ける、といったメリットも考えられます。

企業サイドでも、他社での勤務経験が生かされたり、自らも他社の人材を副業社員として活用できるなどの利点があると想像できますね。

副業するならコワーキングスペースで!

では実際に副業している人は、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。最近ではエアビーアンドビーやウーバーで稼ぐ人もいますし、裁縫や編み物、パン作り、楽器の演奏やスポーツなど、何か特技があれば、それを地域の人たちに教えることもできます。そのための場所やコミュニティを提供する専用のSNSもありますね。

あるいはIT系の副業であればPC1台でOKというものもあるでしょう。例えばアフィリエイトなどはすでに取り組んでいる方も多くいらっしゃると思いますが、まさにPC1台で完結しますね。

そんな副業をするには、どういった場所が必要でしょうか?PCだけで済む仕事であれば自宅も可能です。しかし自宅ではどうしても集中ができない、という方も多いでしょう。お子さんがいらっしゃったらなおさらです。

そこで有効活用したいのがコワーキングスペース。コワーキングスペースは次のように定義されています。

事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。 一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。

基本的にはすぐに仕事ができる環境が用意されているのがコワーキング。電源、WiFIはもちろん、快適なソファーやフリードリンク付きのところも最近では増えています。また、何人か集めてセミナーを行う場合などでも、専用の場所を設けているコワーキングスペースもありますね。

これから副業を考えている方は是非、コワーキングスペースの有効活用を考えてみてはいかがでしょうか。

WeCoworki!では、引き続きコワーキングスペースやものづくりスペースを起点とした情報提供を続けてまいります。

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ライター情報

日本コワーキング協会
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「コワーキングスペースの運営品質向上を通し、日本を真の起業立国にする」ことをミッションに活動しております。

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